2012年2月3日金曜日

19世紀フランスの詩人ボードレールは、男の魅力について考察するときによく、現代人は専門家的すぎ、職人的すぎて男としての魅力を失っている、と嘆いている。「未開の土地に住む男は、家庭では尊敬される父親であり、戦においては戦士であり、儀式の際には司祭、夕暮れどきには詩人であって、文明人として慢心しつつも、いざ自然の中に投げ出されたら、何もできずに獣に食われるだけの現代人よりも、よほど優れているし魅力的だ」と語るのだけれど、ここでボードレールが想定している未開の地に住む男などは、イギリス的にはリベラルなジェントルマン像に近い。

šüżūkį (@suzuki_suzuki)
12/02/03 10:48
『ボードレールは、...現代人は専門家的すぎ、職人的すぎて男としての魅力を失っている、と嘆いている。』
RT @GQJAPAN: ジェントルマンって何? vol.11 パブルックスクールとリベラル教育 dlvr.it/18BnrS via @GQJAPAN



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